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【FX】綺麗なトレンドと汚いトレンド

【FX】綺麗なトレンドと汚いトレンド

相場を分析する上で、大切な事はトレンドを把握する事です。しかし、トレンドなんて見ればわかる。どれも一緒じゃんと思われる方も多いと思います。私もその一人でした。以下、2つの通貨ペアの5分足での上昇トレンドの画像を掲載しています。見れば一目瞭然ですが、どっちが綺麗だと思いますか?

GBP/NZD】上昇トレンド

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EUR/AUD】の上昇トレンド

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もうお判りでしょうが、EUR/AUDのトレンドが綺麗なトレンドです。

どっちも上昇してるし、どっちで入っても一緒じゃんと思われるでしょうが、大きく異なります。トレンドが綺麗な方で入った方が、やり易いのです。それは以下の理由になります。

  1. エントリーポイントがどこから入っても大丈夫
  2. 決済ポイントが明確になる

順に解説します。

①についてですが、見ての通り、EUR/AUDの通貨は徐々に上がっていて、さらに大きく下がる事もない事です。これはどこから入っても、上昇を続けている為、利益を取りやすくなります。一方GBP/NZDは大きく下がっているポイントが2か所あります。このポイントの前に買ってしまうと、トレンドが転換したかもという不安から決済をしてしまう事になります。上級者になれば、GBP/NZDの下がったタイミングで買って、上がりきって決済という事も可能でしょうが。初心者はいきなり手を出すと痛い目を見る事になるでしょう。GBP(イギリスの通貨:ポンド)と呼ばれる通貨は別名、殺人通貨とも呼ばれており、その値動きの激しさから、多くのトレーダーの資金を溶かしてきた実績のある通貨です。上級者にはボラティリティ(値動きの事)があり、魅力的な通貨ですが、慣れない内はあまり積極的に取引するのは控えた方が良いです。FXにおいては、通貨の変動値が利益となるわけですから、なるべく変動が大きい通貨ペアで取引した方が得られる利益も大きいわけです。しかし、その分、読み違えた時には大きく損失を出す事にもつながる為、上級者向けの通貨となるわけです。

②も明確ですよね。MAを大きく下抜けたタイミングから、トレンドが閉塞し、レンジになって再び上昇しています。一方GBP側は上がっているのか下がっているのかよく分からない状態となっています。

※注意点として、EUR/AUDが必ずしもが綺麗なトレンドを形成し続けるわけではないので、このブログを読んで、EUR/AUDだけトレードすればよいというわけではありません。トレンドはその時の通貨の取引量やファンダメンタル要因等も絡んできます。逆にGBPでも綺麗なトレンドが形成される時が無いわけではありません。

ですが、比較的GBPは上級者が参加される通貨なので、値動きが激しい為、最初の内は控えた方が良いと思うわけです。なので、トレンドの動きがなるべく綺麗なものを選んで取り引きをするのが、良いでしょう。