【FX】トレンドとは
【FX】トレンドとは
トレンドとは、簡単に言えば、値動きの事です。トレンドには以下の3種類しかありません。
- 上昇トレンド
- 下降トレンド
- レンジ
上昇トレンドとは、その名の通り、値動きが上昇している状態の事。以下の図の様な状態の時です。
一方、下降トレンドとは、逆で下降している状態の事を指します。
レンジとは、上にも下にもいかず、ウロウロしている状態の事を指します。
このトレンドは、一定の期間、継続すると言われています。とはいえ、いつまで継続するかは、誰にもわかりません。上昇トレンドと思って、エントリーした途端に、値動きが反転して、下降トレンドになってしまったという事もありえます。
そこでトレンド継続の判断としてよく使われているのが、ダウ理論というものです。ダウ理論はダウさんが作った理論ですが、これが今でもトレンドの判断材料としてよく使われています。
ダウ理論のトレンド判断材料は２つだけです。上昇トレンドを例にすると、トレンドは継続中だったとしても、斜め一直線には上がらず、必ず「押し目」というものをつけて上がります。下の〇印の所で、一旦下がっている箇所の事です。下降トレンドの時は逆に一旦上がる所となります。上昇/下降トレンド中は必ずこの押し目をつけて、上昇又は下降をしていく事になります。
では、判断材料２つについては、以下の2点です。
ポイント１、この押し目が常に切り上がっている状態である事。前の押し目よりも上に来ている状態である。
ポイント２、押し目を付けた後の高値が前の高値を切り上げている状態である事。
押し目と高値の両方が常に1つ前のものより、切り上がっている状態である。というのがダウ理論のトレンド判断になります。詳細は「ジョンＪ・マーフィー」著の「先物市場のテクニカル分析」を読んでみて下さい。
この2つの条件のどちらか１つでも崩れた時は、トレンドが転換する可能性があるサインとして考えられています。※必ずしも転換するというわけではありません。下図のケースもありえるからです。高値が前の高値を超えなかったとしても上昇継続となっています。又、押し目もやや下がり気味となっています。一般的な判断材料として多く用いられています。
トレンドにおいても、綺麗なトレンドと汚いトレンドが存在します。その内容については、以下を参考にして見て下さい。
doubleworkmoney.hatenablog.com
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